
[Intro]
風の音だけが
古い街を通り抜ける
君と歩いた足跡は
もう雨に消えた
[Verse 1]
戦いが終わる頃
僕は少しずつ老いてゆく
髪に白い冬を宿し
いつか剣を置くのだろう
変わらないその瞳で
君はまた明日へ歩き出す
僕の知らない季節を越え
果てのない道をひとりで
[Pre-Chorus]
だから街の片隅に
小さな姿を残しておく
英雄と呼ばれたいんじゃない
ただ君に気づいてほしくて
[Chorus]
言えなかった想いを
石の胸にそっと刻んだ
百年後の君が
偶然ここを見上げるように
流れ星は一瞬でも
長い夜を照らせるから
終わりのない君の旅を
少し照らせたなら
[Verse 2]
僕の声も笑い方も
いつか時の中に薄れてゆく
古い地図の折り目のように
思い出さえ霞むのだろう
それでも君の遠い背に
別れの言葉は投げなかった
寂しさよりも願うのは
君が歩き続けること
[Pre-Chorus]
何千もの春が過ぎ
僕の名が消えてしまっても
風に揺れる木々のあいだで
あの日の歌が残るなら
[Chorus]
荒れ果てたこの像に
未完成の夢を預けた
百年後の君が
少しだけ足を止めるように
流れ星は消えたあとも
瞼の裏で光るから
果てしない君の孤独に
小さな灯りを残したい
[Bridge]
忘れてしまってもいい
永遠なんて望まない
ただ長い旅のどこかで
ふと僕を思い出して
「そんな人もいた」と
少し笑ってくれたなら
それだけで
僕の時間は報われる
[Final Chorus]
言えなかった想いを
石の胸にそっと刻んだ
百年後も千年後も
君の空を見守るように
流れ星のような命でも
君と歩けたあの一瞬は
終わりのない旅より深く
僕の中で輝いている
[Outro]
風の音だけが
古い街を通り抜ける
君がいつか見上げるまで
ここで待っている
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